HSコードとHTSコードの違い
端的に言えば、HTSコードは米国で用いられているHSコードの代わりの番号です。HTS(Harmonized Tariff Schedule)コードとは、国際的に統一されている関税システムを米国に適用する為につくられたもので、他国で言うところのHSコードに相当します。
ただし、両者は番号の振り方が異なる為、互換性がないといわれますが、4ケタ、6ケタで見ていくと概ね同じものがほとんどです。
HSコードは6桁までは世界共通ですが、米国はHTSコードを使っており、この6ケタ区分に相当する部分が4ケタになっています。より正確に言えば、HSコードの基本品目分類番号は6桁ですが、HTSではこれを4桁に変更し、この4桁の末尾に、2桁と4桁の拡張コードをつけて品目の確定を行っています。したがってHTSコードはサフィックスを含めると10桁番号となります。
10桁まで含めた番号ということであればHTSコードとHSコードの番号は一致しないのが原則です。HTSコードについては下記サイトでPDFで閲覧することが可能です。
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