韓国のHSコード

2013年10月30日更新

韓国のHSコードは10ケタで構成されており、うち上6桁までは日本をはじめ諸外国と同様、世界共通の番号体系を採用しています。

HSコードや関税率については韓国税関にて、英語で調べることが出来ますが、この税関の公式データベースはHSコードで検索する場合、10ケタ全てを正確に打ち込むか、英文での正式名称を一文字も違わずに全文一致させる必要があり、HSコードそのものを探す目的では使えません。

このように、韓国税関のデータベースには部分一致の機能がありませんので、このデータベースについてはHSコードが判明した後、関税率を調べるのに適しています。

韓国は貿易立国であり、輸出大国の一つで各国とのFTAやEPAといった関税の減免のための協定も活発に締結していることから、このデータベースで各自由貿易協定を利用した場合の関税率についても調べることが出来ます。

HSコードについては、以下の韓国輸入者協会(KOIMA)のサイトで韓国側でのHSコード10ケタを調べることが出来ます。上4桁の項番号や、上2桁の類番号など分かっている範囲までの番号を打てば、候補となるHSコードの検索結果がかえってきます。また、一覧から章(Section)をクリックして掘り下げていくことも出来ます。

なお、この団体は、韓国の任意団体で同国へ輸入を行う企業8500社以上が加盟する組織となります。

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