請求明細を英語で書くと|請求明細の英語サンプルとテンプレート
海外顧客や海外取引先への請求書はインボイス(invoice)の形で発行されることが多いため、請求明細を記載していないものも見受けられます。
請求そのものはインボイスで行うのが一般的
貿易品におけるインボイスは、原則として通関に用いるインボイスと、請求に用いるインボイスとが同じ内容であることが求められるため、通関インボイスに合わせて、請求内容の明細までは記載せずに請求することもよく行われているかと思います。通関インボイスには物品の価格構成などの請求内容の明細を表示するのではなく、輸送する物品そのものとその価格を記載し、それに対応する形であとから請求インボイスを発行するというパターンです。
請求明細をつけるケース
しかしながら、案件によっては物品名や品目名が記載されているインボイスではなく、請求内容の詳細について個々の金額が入ったものが必要になることがあります。この場合は、請求インボイスとは別に、請求明細という形で添付資料を作成し、相手に送る方法もあります。
国内取引であれば、BillingやStatementの名称で発行される請求書も一般的によく見られますが、貿易上の場合は、invoiceでの請求が基本となり、双方に継続取引があり差額だけを決済するような場合はデビットノート(debit note)方式を用いた請求も使われます。
英文での請求明細に記載すべき事項
請求明細への記載事項としては、インボイスが別にあると仮定して、どのインボイス番号の明細なのか、またどの会社からどこへ宛てたものか、日付(date)、品名(請求内容説明、description)、数量(amount)、備考(remark)等があります。日付は本請求であるインボイスと同じ日付がよいかと思います。また、どのインボイスについての請求明細なのかわかるようにインボイス番号も明示しておく必要があります。descriptionの部分には、何についての請求なのか、明確にわかるように記述するほうがよいでしょう。ここで説明しきれない場合は、remarkの欄にてさらに補足説明を記載し、明細の内容が相手にしっかりわかるようにしておきます。
英語での請求明細のサンプル、例文
請求はインボイスを用いて行い、補足資料として請求明細を発行する場合、下記のような書類を相手へ送付するのも一つの方法です。以下が請求明細のテンプレートの基本形となります。タイトルはStatementのほか、Billingなども使われます。あるいはこれらをあわせて"Billing statement"という言い方もなされます。
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