日本のHSコードの10桁目は?|HSコードの検索から調べ方まで

2013年12月21日更新

日本のHSコードで10ケタ目がある場合は、NACCSコードによる番号が1ケタ追加されているもので、日本の場合、HSコードそのものは9ケタで成り立っています。

日本へ輸入する品目についての場合、この10ケタ目の部分については、数字もしくはX、Y、Eのいずれかが入力されています。

10ケタ目がXとなっている場合は、2つ以上の少額品目(20万円以下)をまとめて申告していることを意味します。Yとついているものは、いわゆる再輸入であることを示し、一旦輸出したものと同じものをまた輸入することを意味します。

逆に日本から輸出する品目番号の10ケタ目は、数字もしくはX、Y、E、Tが入ります。

Xは20万以下の申告額の品物を一括で輸出申告した際につけるコードで、Yは外国産の品物を「再輸出」する場合に使います。Eは貿易統計として計上しない品目についてつけられるものです。Tは、積戻し申告を行う場合で通過貿易統計計上貨物に該当する品目にのみ使います。

それ以外は数字がつきますが、この際の数字の採番ルールとしては、9桁までの数字を7で割り、その余りの数字がこの部分に記載されます。

税率を調べたり、統計を調べたりする際には、このNACCS用のHSコードではなく、9桁のもの(輸出用もしくは輸入用)で調べる必要があります。

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