米国におけるスケジュールBとは|HSコードの検索から調べ方まで

2015年4月13日更新

Schedule Bは米国の輸出時に使われるHSコードの通称名です。アメリカも日本と同様に輸入と輸出ではHSコードが変わる国である為、関税番号利用時には確認が必要です。輸出用HSコードであるSchedule Bは、10ケタで構成される番号で、反対に米国輸入時には「HTSコード」が使われます。いずれも上6桁までの番号体系は、他国と同様の世界共通部分のHSコードとなります。7ケタ以降の番号で、米国独自の品目分類体系を持っています。この辺りの事情は他国のHSコードとも同じです。各国で定めたスケジュールに従って更新も行われていきます。なお、スケジュールBとHTSコードは、それぞれ所管官庁が異なります。

HSコードはWCO(世界税関機構)により、おおむね5年ごとに改訂が繰り返されてきており、最新のものはHS2012となります。このペースで改訂が続く場合、次回は2017年となりますが、スケジュールBにつきましては、毎年下記サイト(米国の国勢調査局内)で最新版が公開されていますので、利用時には最新の番号を確認することができます。

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