ロシアのHSコード|HSコードの検索から調べ方まで
ロシアのHSコードは10ケタで構成されており、6桁まではHS条約加盟国と同様の共通番号を採用しています。
関税率とともにHSコードについてもウェブサイト経由で調べることが出来ますが、本件を所管する関係官庁のサイトでは、HSコードと関税率一覧の最新版(2010年版)については購入するよう推奨されています。
ロシアとの貿易においては、CIS諸国間で関税同盟を結んでいる為、同国と締結しているこれらの国との貿易においては、ほぼすべての品目での税率が低いもしくは撤廃されているため、条件があえば関税を減免させることも可能です。
また、先進国対開発途上国における貿易で、開発途上国からの物品の税率を非常に低く(もしくは撤廃)するための制度を採用している国があります。これはGSP(一般特恵制度)と呼ばれ、日本も参加していますが、それぞれの先進国から開発途上国と認定されている国の物品は、特恵原産地証明書を提示することで、先進国へ入る際に関税の優遇措置を受けることが出来ます。
ロシアも一部の先進国からはGSP対象国とされており、そうした国に物品を入れる際、ロシア原産品に対して低い税率が適用されることがあります。
- Russian Foreign Trade Center
- ロシアの対外貿易の支援を行う国際組織。英語で調べられるサイト。章と類ごとにHSコードと関税率を閲覧可能。
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