SWRM12の成分、材質、機械的性質、比重、強度など|SWRM12の物性
SWRM12は軟鋼線材としてJISで規格となっている材料の一つで、炭素含有量が0.10から0.15%の範囲に設定された「軟鋼」です。ねばりがあり、延性、伸びといった性能に優れる反面、強度や加工精度といった部分については不得手とする材料です。
硬引鉄線の素材として使われることもあります。
SWRM12の比重
おおまかに鉄鋼材料の炭素量を算出するために純鉄の比重を基準に、含有する炭素量から割り出す方法があります。下記の式に当てはめた場合、SWRM12の比重は7.8715前後となります。
比重=7.876−0.030×炭素(%)
SWRM12の成分、材質
軟鋼線材の種類 | C | Mn | P | S |
---|---|---|---|---|
SWRM12 | 0.10から0.15 | 0.30から0.60 | 0.040以下 | 0.040以下 |
SWRM12の機械的性質
軟鋼線材であるSWRM12そのものには機械的性質についての規定はありません。
「JIS G 3505 軟鋼線材」に規定のある材料記号
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