SWRM4の成分、材質、機械的性質、比重、強度など|SWRM4の物性

2014年3月10日更新

SWRM4は軟鋼線材の一つで、C量0.06%以下と設定された特別極軟鋼の一種です。受渡し当事者間で合意ができている場合のみに用いてもよい材料である為、通常の軟鋼線材8種類には入っていません。

炭素量がきわめて低い為、線材の直径には限度があり、原則25mm以下となります。通常の8種の軟鋼線材に比し、寸法精度は若干ですが厳しくなります。

SWRM4の比重

おおまかに鉄鋼材料の炭素量を算出するために純鉄の比重を基準に、含有する炭素量から割り出す方法があります。下記の式に当てはめた場合、SWRM4の比重は7.8742前後となります。

SWRM4の成分、材質

SWRM4の成分、材質
軟鋼線材の種類 C Mn P S
SWRM4 0.06以下 0.60以下 0.040以下 0.040以下

SWRM4の寸法公差、寸法許容差、偏径差

SWRM4の寸法公差、寸法許容差、偏径差
(単位:ミリ)
許容差 偏径差
15mm以下 ±0.30mm 0.48mm以下
15mmを超え25mm以下 ±0.40mm 0.64mm以下

SWRM4の機械的性質

軟鋼線材であるSWRM4そのものには機械的性質についての規定はありません。

「JIS G 3505 軟鋼線材」に規定のある材料記号

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軟鋼線材の規格|SWRM材の成分・材質、特性について

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