SWRM15の成分、材質、機械的性質、比重、強度など|SWRM15の物性

2014年3月10日更新

SWRM15は成分のうちC量を0.13から0.18%含有する軟鋼の線材です。JISで規定される8種類の軟鋼線材のうちのひとつとなります。

線材については外観についてもチェックすることになっていますが、ピアノ線等と異なり、有害な欠陥があってはならないと既定されているものの、全長にわたる傷の有無の確認が困難であることから、どの程度の傷ならば許容できるのかどうかは受渡し当事者間で取り決めることとなっています。

SWRM15の比重

おおまかに鉄鋼材料の炭素量を算出するために純鉄の比重を基準に、含有する炭素量から割り出す方法があります。下記の式に当てはめた場合、SWRM15の比重は7.8706前後となります。

比重=7.876−0.030×炭素(%)

SWRM15の成分、材質

SWRM15の成分、材質
軟鋼線材の種類 C Mn P S
SWRM15 0.13から0.18 0.30から0.60 0.040以下 0.040以下

SWRM15の機械的性質

軟鋼線材であるSWRM15そのものには機械的性質についての規定はありません。

「JIS G 3505 軟鋼線材」に規定のある材料記号

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軟鋼線材の規格|SWRM材の成分・材質、特性について

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