マトリックス・データ解析|新QC7つ道具
この手法は、言語データを扱う新QC7つ道具の中では唯一数値データを扱うための道具です。多くのデータを整理する手法の一種であり、何か手がかりが欲しい場合や、多くの情報を切り口や見方を絞って図解化したい場合に有効です。例えば、10近い項目に分かれたデータに対し、2つの軸を設定して分類し、マッピングするといった使い方が出来ます。
統計を学んでいる人にとっては、多変量解析の主成分分析といったほうがわかりやすいかもしれません。これを使うメリットとしては、評価項目の集約に役立ち、項目間の関係を見たり、その差をわかりやすい形にできる点があげられます。このため、アンケートの調査結果の解析などにもよく使われます。
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