アルミのJIS記号の一覧表

2011年10月14日更新

アルミニウムはほとんどが「アルミ合金」として使われていますが、その種類は添加される物質やその比率によっていくつかのグループに分けることができます。

アルミの記号は冒頭にA、つづいて4桁の数字で表記されるのが基本となります。例えば「A1200」といった具合です。アルミの材料記号に使われる4桁の数字は、1000番台、2000番台、3000番台、4000番台、5000番台、6000番台、7000番台、8000番台となっています。アルミの鋳造品についてはまた別の記号があります。

またアルミは調質記号を4桁の数字の最後に書き加えます。例えば焼入れ後に冷間加工した場合はT3、高温加工から急冷して焼き戻し処理を行った場合はT5と末尾につけます。(例)A2017-T3

アルミ1000系
純アルミ系 A1085(アルミニウム)
A1080(アルミニウム)
A1070(アルミニウム)
A1050(アルミニウム)
A1050A(アルミニウム)
A1060(アルミニウム)
A1100(アルミニウム)
A1200(アルミニウム)
A1N00(アルミニウム)
A1N30(アルミニウム)
アルミ2000系
Al-Cu-Mg系
アルミ銅マグネシウム合金
A2014(アルミニウム)
A2014A(アルミニウム)
A2017(アルミニウム)
A2017A(アルミニウム)
A2219(アルミニウム)
A2024(アルミニウム)
アルミ3000系
Al-Mn系
アルミマンガン合金
A3003(アルミニウム)
A3103(アルミニウム)
A3203(アルミニウム)
A3004(アルミニウム)
A3104(アルミニウム)
A3005(アルミニウム)
A3105(アルミニウム)
アルミ5000系
Al-Mg系
アルミマグネシウム合金
A5005(アルミニウム)
A5021(アルミニウム)
A5042(アルミニウム)
A5052(アルミニウム)
A5652(アルミニウム)
A5154(アルミニウム)
A5254(アルミニウム)
A5454(アルミニウム)
A5754(アルミニウム)
A5082(アルミニウム)
A5182(アルミニウム)
A5083(アルミニウム)
A5086(アルミニウム)
A5N01(アルミニウム)
アルミ6000系
Al-Mg-Si系
アルミマグネシウムシリコン合金
A6101(アルミニウム)
A6061(アルミニウム)
A6082(アルミニウム)
アルミ7000系
Al-Zn-Mg系
アルミ亜鉛マグネシウム合金
A7010(アルミニウム)
A7075(アルミニウム)
A7475(アルミニウム)
A7178(アルミニウム)
A7N01(アルミニウム)
アルミ8000系
Li添加系
アルミリチウム合金
A8021(アルミニウム)
A8079(アルミニウム)

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アルミニウム合金の特性と種類、用途について

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