SWMGH-2の規格|亜鉛メッキ鉄線であるSWMGH-2の機械的性質、引張強さ、伸び、成分
SWMGH-2は冷間加工した鉄線に、亜鉛メッキをつけたグレードで、JISで規格化されている亜鉛メッキ鉄線の一つとなります。線の直径が0.10mm以上6.00mm以下となり、2種、GH-2とも呼称されます。機械的強度については、前述のSWMGH-1と同じですが、メッキ量について数値が設定されるのがこの2からになります。
SWMGH-2の成分、材質
SWMGH-2は軟鋼線材を材料としている為、成分についてはそちらに依拠します。おおむね、低炭素鋼となります。亜鉛メッキ鉄線としての成分値はJISには規定されていません。
SWMGH-2の機械的性質
亜鉛メッキ鉄線 | 引張強さ N/mm2 |
伸び % |
---|---|---|
SWMGH-2 | 1.80mm以上2.60mmまでは590から880。線径2.90mmから3.20mmまでは490から780。4.00mmから6.00mmまでは390から780 | 伸びの規定はなし。 |
SWMGH-2の亜鉛メッキ量
線径(mm) | SWMGH-2 |
---|---|
0.10以上0.90未満 | - |
0.90 | - |
1.00 | - |
1.20 | - |
1.40 | 20以上 |
1.60 | |
1.80 | |
2.00 | 25以上 |
2.30 | |
2.60 | |
2.90 | 30以上 |
3.20 | |
3.50 | 35以上 |
4.00 | |
4.50 | 40以上 |
5.00 | 45以上 |
5.50 | 50以上 |
6.00 |
「JIS G 3547 亜鉛メッキ鉄線」に規定のある材料記号
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