SWMGS-1の規格|亜鉛メッキ鉄線であるSWMGS-1の機械的性質、引張強さ、伸び、成分
SWMGS-1は亜鉛メッキされた鉄線の規格材料の一つで、JISで機械的性質や線径、亜鉛メッキの量などのついて規定されています。サイズは、線の直径が0.10mm以上8.00mm以下のものになり、ほかにJISでの呼び名としては「1種」や「GS-1」と表記されることもあります。線径の細いもの、例えば1.80ミリに満たないものには引張強度の規定はありません。
他の鉄鋼の規格と異なり、SWMGS-1の末尾にある1は強度的な強さを意味しているのではなく、亜鉛メッキの付着量の多寡を示しています。この材料の場合、1となっているので、亜鉛の付着量はもっとも少ない鋼種になります。
ちなみに1はメッキ量についての規定は規格にはありません。
SWMGS-1の成分、材質
SWMGS-1は軟鋼線材を材料としている為、成分についてはそちらに依拠します。おおむね、低炭素鋼となります。亜鉛メッキ鉄線としての成分値はJISには規定されていません。
SWMGS-1の機械的性質
亜鉛メッキ鉄線 | 引張強さ N/mm2 |
伸び % |
ねじり特性 |
---|---|---|---|
SWMGS-1 | 線径0.10mmから1.60mmまでは規定値なし。1.80mmから8.00mmまでは290から540 | 規定なし | 規定なし |
「JIS G 3547 亜鉛メッキ鉄線」に規定のある材料記号
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