SWRH62Bの材質、成分などの特徴|硬鋼線材の材質、成分、比重、降伏点などの規格
SWRH62Bは硬鋼線材の規格材料のうち、60カーボンとも呼ばれる材料です。硬鋼線の規格材料であるSW-Bによく使われます。60カーボンと呼ばれる鋼線材料としては、最も強いものになりますが、これ以上の引張強度が必要な場合も材料のバリエーションは豊富にありますので、その中から選択することになります。なお、この材料を使った線材は、主に、負荷が常に変化する動荷重用ではなく、静荷重用のものとなります。
SWRH62Bの成分、材質
硬鋼線の種類 | C(炭素) | Si(シリコン) | Mn(マンガン) | P(リン) | S(硫黄) |
---|---|---|---|---|---|
SWRH62B | 0.59から0.66 | 0.15から0.35 | 0.60から0.90 | 0.030以下 | 0.030以下 |
SWRH62Bの機械的性質
引張強さや伸びなどの強度のパラメータは、材料そのものとなるSWRHには規定されておらず、これらが加工されたあとの鋼線ごとに規定があります。
「JIS G 3521 硬鋼線」に規定のある材料記号
「JIS G 3506 硬鋼線材(2004年改訂)」に規定のある材料記号
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