SWRH67Bの材質、成分などの特徴|硬鋼線材の材質、成分、比重、降伏点などの規格

2014年1月6日更新

SWRH67Bは、炭素量を0.64から0.71%含む鋼線の材料です。主として硬鋼線の材料として使われ、末尾にBにつくこの材料は、同じ炭素量や成分を持つAのものと比べ、マンガン量が多く、より強度面に配慮された材料となります。

SWRH67Bの成分、材質

SWRH67Bの成分、材質
硬鋼線の種類 C(炭素) Si(シリコン) Mn(マンガン) P(リン) S(硫黄)
SWRH67B 0.64から0.71 0.15から0.35 0.60から0.90 0.030以下 0.030以下

SWRH67Bの機械的性質

引張強さや伸びなどの強度のパラメータは、材料そのものとなるSWRHには規定されておらず、これらが加工されたあとの鋼線ごとに規定があります。

「JIS G 3521 硬鋼線」に規定のある材料記号

「JIS G 3506 硬鋼線材(2004年改訂)」に規定のある材料記号

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