SWRH77Bの材質、成分などの特徴|硬鋼線材の材質、成分、比重、降伏点などの規格
SWRH77Bは硬鋼線につかわれる線材の規格の一つです。成分が細かく指定されている点が特徴です。ピアノ線を使わずともよい局面では、重宝する高強度の鋼線であるSW-Cの材料ともなります。炭素量が0.80前後含むものであることから、80カーボンの名称で呼ばれることがあります。炭素は0.74から0.81の範囲となります。
SWRH77Bの成分、材質
硬鋼線の種類 | C(炭素) | Si(シリコン) | Mn(マンガン) | P(リン) | S(硫黄) |
---|---|---|---|---|---|
SWRH77B | 0.74から0.81 | 0.15から0.35 | 0.60から0.90 | 0.030以下 | 0.030以下 |
SWRH77Bの機械的性質
引張強さや伸びなどの強度のパラメータは、材料そのものとなるSWRHには規定されておらず、これらが加工されたあとの鋼線ごとに規定があります。
「JIS G 3521 硬鋼線」に規定のある材料記号
「JIS G 3506 硬鋼線材(2004年改訂)」に規定のある材料記号
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