GX100Mn13(SCMnH2X1)の成分と材質、硬度の規格について|高マンガン鋼鋳鋼品の特徴
GX100Mn13 (SCMnH2X1)は高マンガン鋼鋳造品のうち、成分上、シリコンの上限値と下限値の双方が設定された鋼材です。現行の規格はISO 13521をベースに作られていますが、GXではじまる記号はISOの鋼材からとられています。なお、C量の幅がハイマンガンの中では最も狭く設定されています。
GX100Mn13(SCMnH2X1)の成分、材質
高マンガン鋼の種類 | C | Si | Mn | P | S | Ni | Cr | Mo | V |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GX100Mn13 (SCMnH2X1) |
0.90から1.05 | 0.3から0.9 | 11.00から14.00 | 0.060以下 | 0.045以下 | − | − | − | − |
GX100Mn13(SCMnH2X1)の機械的性質、熱処理(水靭処理)温度
高マンガン鋼の種類 | 水靭処理の温度 ℃ |
耐力 N/mm2 |
引張強さ N/mm2 |
伸び % |
曲げ (角度150°) |
硬度 HBW |
---|---|---|---|---|---|---|
GX100Mn13 (SCMnH2X1) |
1040以上 | - | - | - | 破断なし | 300以下 |
「JIS G 5131 高マンガン鋼鋳鋼品」に規定のある材料記号
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