紛争鉱物の調査期間

2014年2月9日更新

紛争鉱物の調査期間は、毎年1月1日から12月31日までの1年間となっており、米国に上場している製造業は翌年の5月に報告義務を負うことになっています。この1年間の期間は決算や会計年度とは関係なく、どの米国企業も1月1日からの1年間というルールになっています。

米国企業とまったく取引もしていないのになぜこの調査を、と疑問に思われるかもしれませんが、この調査はサプライチェーンの川下から川上へ遡っていく必要があるため、米国企業の1次サプライヤーから2次サプライヤー、さらに2次サプライヤーへ原料や部品を納入する3次サプライヤーといった具合に、上流メーカーへ調査が遡っていく性質のものです。

このため、取引先の製品が何らかの形で最終的に米国上場企業とかかわりがある場合、この調査が求められることになります。

たいていは毎年夏前後に依頼がきますが、これはサプライチェーンのどこに自社が位置しているのか、にもよります。年明けてすぐに、というパターンもあれば、秋に調査用のテンプレートファイルが届くこともあります。

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