Ga2O3(酸化ガリウム)の特性
Ga2O3は波長550nm付近で1.45の屈折率を持つ材料で、バンドギャップは5eV以下とされます。化学的・熱的に安定した物質で、薄膜としては深紫外域で用いられる酸化物やGaAsへの反射防止膜、高温酸素センサー、発光体などに使われます。
屈折率 | 1.45(550nm近辺) ※2 |
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使用波長域 | 0.3μm〜 |
蒸発方法 | EB(電子ビーム)、RH(抵抗加熱) |
蒸発源材料 | タングステン |
蒸発タイプ | - |
膜質 | - |
応力 | - |
主な用途 | - |
理論密度 | 5.95g/cm3 |
---|---|
融点 | 1900℃ |
沸点 | - |
性質 | 水溶性:不溶 耐薬品性(酸、アルカリ):不溶 |
結晶構造 | Ga2O3(α)三方晶系、600℃(転移→単斜晶系β) ※1 |
抵抗率ρ/10^-8Ωm | - |
誘電率、比誘電率εγ | - |
熱膨張係数 | - |
熱伝導率(cal/cm/sec/℃) | - |
比熱(cal/℃/mole) | - |
備考 | 5形態あるが、安定して存在できるのはβ-Ga2O3のみ。※2 |
外観 | - |
CAS-NO | 12024-21-4 |
輸送情報 | 輸出貿易管理令(リスト規制非該当) |
参照文献
- ※1:[日本化学会編,“化学便覧 基礎編 改訂5版”,丸善(2005),p.T-222]
- ※2:Reprinted from "Handbook of optical constants of solids"edited by Edward D.Palik Academic press page.753-760 1985 with permission from Elsevier
専門誌等で発表されているGa2O3の薄膜に関する研究論文
掲載誌 | Jpn.J.Appl.Phys.13, 737 and 1578 1974 |
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タイトル | - |
著者 | T.Matsumoto |
概要 | - |
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