SCS35Nの比重、材質、機械的強度、成分|SCS35Nの規格

2013年4月23日更新

SCS35Nはステンレス鋳鋼品のうち、SCS35に窒素を添加したタイプで、ISO規格ではGX2CrNiMoN19113に相当する鋼材です。炭素量が極限まで落とされています。

SCS35Nの比重

7.9前後。

SCS35Nの成分

SCS35N
ステンレス鋳鋼の記号 C Si Mn P S Ni Cr Mo Cu その他
SCS35N 0.03以下 1.50以下 1.50以下 0.040以下 0.030以下 9.00から12.00 17.00から20.00 3.00から3.50 - N 0.10から0.20

SCS35Nの機械的性質、熱処理温度

SCS35Nの引張強さ、耐力、硬度、絞り
鋳鋼の種類 熱処理条件 耐力
N/mm2
引張強さ
N/mm2
伸び
絞り
シャルピー吸収エネルギーJ 硬度
HB
記号 焼き入れ
焼き戻し
固溶化熱処理
SCS35N - - - 1120以上で急冷 230以上 510以上 30以上 - 80以上 -

SCS(ステンレス鋳鋼品)の材料記号の一覧

JIS規格に規程のあるSCSの一覧です。

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