グラインダーによる研磨

2024年12月27日更新

グラインダーには、手に持って使うハンドグラインダーもしくはディスクグラインダーと、卓上グラインダーの二種類があります。

研磨というよりも、研削に近い加工になりますが、粉塵の問題さえなければ、場所を選ばない加工方法で多くの施工現場や製造現場で使われています。表面を削り落とす機能を活かし、塗装の剥離や下地作りでも活躍します。

グラインダーを使う場合、ディスクに研削砥石を取り付けて使うには所定の講習(研削砥石の特別教育)を受ける必要があります。

電着砥石などのダイヤモンド系の砥石をつけて使う場合には、安全衛生法上では規定はありませんが、安全に使うためにも受けておくことにこしたことはありません。

グラインダー研磨の多くは乾式といって、水や研削液を使わない加工が主流です。このため、以下のような点に気を配らねばなりません。

  • 加工点が高温になるため、ワークや砥石の焼け、熱変形に注意
  • 粉塵の飛散
  • 爆音
  • 砥石の目詰まり、目つぶれ
  • 電着砥石の場合、電着部分の剥離

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